ASADA TRAVEL LOG

クロアチア旅行記を書いてます

【クロアチア旅行記】#01日本からドゥブロヴニクへ

 2017/04/15(土) (1日目)
▼18:35 関空発(スターフライヤー
 19:55 羽田着

 2017/04/16(日) (2日目)
 00:01 羽田発(カタール航空
 05:30 ドーハ着
 07:20 ドーハ発(乗継)
 12:15 ザグレブ
 14:35 ザグレブ発(クロアチア航空
▲15:40 ドゥブロヴニク
              ドゥブロヴニク観光

ドゥブロヴニク

 

 

関空ドゥブロヴニク空港

旅行計画中、航空券を探してみると、航空会社の就航都市の関係でしょうか、東京発のほうが安い! ということで、最寄は関空だけど東京を経由するルートを選びました。
航空券のリサーチと手配は全て同行の友達に任せっぱなしでした。ありがとう。

関空→羽田

関空→羽田の移動は難なく終えました。羽田でのカタール航空のチェックインも友達がしてくれたので、私は受託手荷物のスーツケースに「Rapid Transfer」のタグがつけられているのをぼんやりと眺めていました。(伏線)
和食を食べ納めよう、と言いながら中華をお腹いっぱい食べました。

00:01 羽田発

出国審査を終えて、いよいよ搭乗。初めてのカタール航空
とりあえず……座席は狭い。 機内で使うかとスリッパや歯ブラシなど持ってきていましたが、取り出す余裕もなく、靴だけは脱いで終了でした。私たちの座席が3列のうち奥の2つだったので、出にくくてトイレさえ行かなかった。


日本路線の機内食には和食もあります。牛肉とお蕎麦。

f:id:asadatravel:20170804155726j:plain
こちらは朝食のチキン。

f:id:asadatravel:20170804155627j:plain

05:30 ドーハ着、乗継

約11時間半のフライトの後、ドーハのハマド国際空港に到着。他の乗客の皆さんがものすごく急いでるなーと思っていたら、乗継の保安検査が長蛇の列でした。早朝だったからか、検査場がフルに開いてなかったような気がします。

検査を通って、トイレに行って……とわりと余裕ぶっていたのですが、ふとインフォメーションボードを見ると、次に乗る便がもう「Last call」って書かれている!
Last callってやばい!? そういえば羽田でスーツケースに「Rapid Transfer」ってつけられてるなって思ってたわー! ワーー!!!(伏線回収)
と、搭乗ゲートを目指すも、ハマド国際空港めっちゃ広い! 下手したらモノレールに乗って移動しないといけない。(往路は幸い徒歩圏内のゲートだったけど、復路は乗らねばならない距離だった)
なんとか間に合って、搭乗ゲートからバスで飛行機まで移動。一瞬、外の空気に触れましたが、カタールはむわっと暑かった!

07:20 ドーハ発

ドーハ→ザグレブは約6時間のフライト。

2度目の朝食にプディング。甘かった。

f:id:asadatravel:20170803145424j:plain

CAさんから英語で「日本から来たんですか?」「春の日本は桜が綺麗ですね」と話しかけてもらったものの、とっさに「Yes」しか言えない私。
そう、英語が本当に聞き取れないし喋れないので、今回の無謀な個人旅行には不安しかなく、とりあえず直近の英会話が必要なシチュエーションに怯えて、旅行英会話本の入国審査の部分をめっちゃ読んだ。実際は何も聞かれなかったけど。
それから、最後の足掻きとして英語耳を鍛えようと機内で映画「プラダを着た悪魔」を字幕なしで観てみた。まあ何も聞き取れなかったです。

12:15 ザグレブ着、さらに乗継

そうこうしている間にザグレブ到着。ついにクロアチア!Dbar dan, Croatia!
余談ですが、クロアチアでは英語がよく通じます。が、「Dbar dan(ドバル・ダン=こんにちは)」「Hvala(フヴァラ=ありがとう)」だけでもクロアチア語を使うと、すごく喜んでもらえることが多くて嬉しかったです。

ザグレブ空港は2017年3月に新しくなったばっかりで綺麗。2階建ての小さな空港なので、迷うこともなく次のクロアチア航空ドゥブロヴニク行きのチェックイン。を友達が済ませてくれました。
ドーハでの反省を踏まえ、早々に搭乗ゲートへ。でも広くないので余裕すぎました。むしろ早々に保安検査を通過してしまって、クロアチアの通貨「クーナ(Kn)」でお金を下ろすのを忘れていました。
なので、搭乗ゲートの売店で、クレジットカードで500mlのペットボトルの水を購入。21Knなり。後から気づきましたが、水21Kn(=約336円)はかなり割高です。まあ空港だからしかたない。
出発を待っていると、雨が降り出しました。結構激しい……。

15:40 ドゥブロヴニク

ザグレブドゥブロヴニクは約1時間。
ドゥブロヴニク空港も小さな空港です。アドリア海沿いの山の上(?)にあります。
スーツケースを受け取ったら、目についたATMでクーナの現金を下ろしました。
そしてすぐに、アトラス社の窓口で空港⇔ドゥブロヴニク旧市街シャトルバスのチケットを買います。ひとりあたり片道40Kn、往復70Kn(=約1,120円)。私たちは2日後に空港に戻ってくるので、往復のチケットを購入。ぴらぴらのレシートが2人分の往復チケットなので、失くさないように気をつけねばなりません。
外に出るとすぐバス乗り場があります。このときにはラッキーなことに雨が上がっていました! 幸先がいい~!

 

▼いよいよドゥブロヴニク旧市街

バスが旧市街に近づいてくると、テーマパークのような町並みに大興奮。これほんまに現実?
空港から来たシャトルバスは、旧市街のピレ門のバス停に到着。(その後、旧市街から離れた長距離バスターミナルへも停まる)
旧市街を囲む城壁の3つの門のうちのひとつ、西側に位置するピレ門。私たちが泊まるアパートメントもピレ門から旧市街に入って数分の立地。

アパートメントに泊まる

今回の旅行はホテルではなくアパートメントにお世話になりました。
クロアチアではいわゆる民泊のようなソベという部屋貸しや、アパートメント貸しがとても多いです。実際に観光地を歩いていると「Apartment」の札を数え切れないくらい目にしました。
ホテルのようなサービスはありませんが、ホテルに比べてお手頃価格なのがありがたいです。もちろん良し悪しはあるでしょうが(そしてホテルを選ぶ場合も同じことですが)、きちんと条件を確認して、口コミも参考にして選べば大丈夫かなと思います。少なくとも私たちがお世話になった4つのアパートメントは素敵なところばかりでした。

ドゥブロヴニクで2泊したのは、Apartments Divina
設備などの基本的な条件の次に譲れなかったのが、「旧市街の中に泊まれる」こと!
ピレ門から旧市街に入り、スーツケースを引っ張りながらアパートメントを探します。大きな通りから路地に入った奥にあるので、地図を見て、住所と通りの名前を見比べて、この通りで間違いない! と路地を見上げると……そう、見上げたんですけど……めっちゃ階段。

f:id:asadatravel:20170804160026j:plain


maps.meの地図を見た時点で予想はしてたんですが、とにかく階段を登ります。大きなスーツケースを引きずりながら階段を登ったので、以降3日ほどふくらはぎが筋肉痛でした。友達は太ももにきたと言っていました。
ただもう、ドゥブロヴニク旧市街に階段は付き物なのです。特に旧市街の北側は全部階段って言ってもいいくらいじゃないでしょうか?

17:00 アパートメント到着

番地をよーーーく照らし合わせて、ここだー! という建物にたどり着き、ピンポンを押すと……オーナーのオリバーさんが出迎えてくれました。私たちの部屋は3階だったので、スーツケースを運んでくれました。感謝……。
オリバーさんに部屋の設備の説明や、観光案内、近所のスーパーやおすすめのレストランまで教えてもらいました。一瞬、英語が全く頭に入ってこなくてあまりにもキョトン顔をしていたせいか、「英語わかる?」と聞かれたので「んんん~~、ちょっと!」と答えると、「本当にめちゃくちゃちょっとみたいだね!(笑)」と笑う、気さくなオリバーさんでした。
宿泊代はこのときにお支払い。2人2泊で約13,120円でした。それと、パスポートの確認も。(外国人の滞在先の届出を宿泊施設が行うため)
で、オリバーさんとはここでさよなら。チェックアウトは、鍵を置いて出て行くだけ。何かあったら電話してねーという感じでした。

f:id:asadatravel:20170804160637j:plain

こちらのApartments Divina、ご覧の通り可愛いお部屋だし、無料Wi-Fiもばっちり。各部屋に鍵があるのは当たり前ですが、アパートメント自体の玄関にも電子キーがついていて、セキュリティは今回利用したアパートメントの中でいちばんでした。

 

何はともあれ、無事にドゥブロヴニクに到着できました! アパートメントで落ち着いたのは17時半頃だったかな? 関空からは実に丸一日以上かけてここまで来ました!
旅行前から、 私は無事にお金が下ろせるか(暗証番号の記憶に不安があった)とか、英語が通じるだろうか(相手にではなく自分に)とか、それはもうドキドキしていました。
とにもかくにも順調にここまで来られて一安心。しばらく休憩して達成感を噛み締めました。